今生きているこの瞬間
どこかで呼吸している何かに出逢う為に
misitia since2003
コヒマからタクシーで西に山を駆け抜けること3時間
山の頂上にある村キフェリにたどり着きます
これも予定外
村の小さい車で家族旅行みたいに森を進んで行く

小さなマーケットで村人達が取れたての野菜やさばきたてのチキン、豚を売っています
話によると見晴らしの良いところに村があるのは他民族の襲撃に備えているわけで
敵がやってきたときは石を投げて撃退するとか
日本の城もそうだけど発想は同じなんだなあ
それだけナーガランドでは他民族に対する敵対意識が強くそれゆえに個々の民族の文化
が混じらず維持されてきている
うっすらと霧のかかる山頂の朝一人の老人に出会った
彼は民族のショールに身を包み一本の杖に支えられながらゆっくりと道を歩いている
1つ隣の村から山を越えて歩いて来たらしい
彼の差し出す手はとても大きく力強い
握手をするとこの老人からは想像の出来ないほどの力強さで握り返してくる
幾人もの人の首を狩ってきたこの手は僕の心に彼の生きている証を植えつけるように感じられた
お前は生きてるかって
民族を守るために彼は戦ってきた
そして今ある平和は戦いの基にある
僕達はよく平和を謳うがそれは本当の平和なのか
生きる人間の力強さに支えられているという事を忘れてはいないかと
老人はゆっくりと杖を突きながら朝霧の中を歩いていく
村の小さい車で家族旅行みたいに森を進んで行く
コヒマ同様この村も山頂の開けたところにあり近辺の村人が集まるところ
小さなマーケットで村人達が取れたての野菜やさばきたてのチキン、豚を売っています
話によると見晴らしの良いところに村があるのは他民族の襲撃に備えているわけで
敵がやってきたときは石を投げて撃退するとか
日本の城もそうだけど発想は同じなんだなあ
それだけナーガランドでは他民族に対する敵対意識が強くそれゆえに個々の民族の文化
が混じらず維持されてきている
うっすらと霧のかかる山頂の朝一人の老人に出会った
彼は民族のショールに身を包み一本の杖に支えられながらゆっくりと道を歩いている
1つ隣の村から山を越えて歩いて来たらしい
彼の差し出す手はとても大きく力強い
握手をするとこの老人からは想像の出来ないほどの力強さで握り返してくる
幾人もの人の首を狩ってきたこの手は僕の心に彼の生きている証を植えつけるように感じられた
お前は生きてるかって
民族を守るために彼は戦ってきた
そして今ある平和は戦いの基にある
僕達はよく平和を謳うがそれは本当の平和なのか
生きる人間の力強さに支えられているという事を忘れてはいないかと
老人はゆっくりと杖を突きながら朝霧の中を歩いていく
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